冠詞の話

英語圏の人は、猫に対して、1匹の猫と言うんだよ。その猫はありふれた猫なのか、ユニークな猫なのかによって、AとかTheとか若しくは複数形にして冠詞なしにするのかが決まるにゃん。さぁいくよ。付いてきて。
What is an article?

2つ有るのよ。

2つ?

そう。留学経験あるから、私わかる。(いいえ、経験無しでも常識的に理解できる内容だけれども、マウント取っておきたいな。そんな木曜日。)

優秀。(どんなだよ。どんな木曜日だ?1/f揺らぎ略)

大きく分けて2つ。 1つは、定冠詞。これはA, Anのこと。もう一つが不定冠詞と言ってね。。。Theが該当することに。

説明してくれて、ありがとう。

えぇ、もちろん。だって。。。(ウッザい訳なのですから)

おぅ。(これって脈アリかにゃ!!?ヤバいって。)


・・・。(な訳ないでしょう)
定冠詞 | 不定冠詞 |
| |

不定冠詞はまさにA(An)の事。とりあえず、語呂合わせとして、Audi君は不貞行為に及ぶ。
『不貞』はAn affair.
数えられる名詞だかんね。
Audi has an affair.
このように、単数形の名詞に付くの。

一匹の猫なら
A cat
だニャン。一匹の管理人なら
An administrator

cat:猫
も
administrator:管理人
も数えられる名詞でしょう。Countableですね。

Countableの数えられる名詞は単数形と複数形の違いがあるの。だから、その名詞の単数形にはA(An)を付けないと95%ネイティヴからは不審に思われます。
Why Japanese people don’t add……!!?
とならはります。

そら、大変だがや。

んーだ。
むむ。と言うことは、単数形と複数形の区別のない名詞が有るの?

有る訳です。(当たり前でしょ。)
information
とかね。情報は数えへん。
water
お水も。

じゃあさ。A(An)を付ける事が出来ない名詞には何を付けるの。何が付くんだ!?
Theの魔力



情報は1個の情報や1つの情報とは言わない。まず1.単数形や複数形のない名詞。 次に2.月や太陽それから地球のように数えられない唯一の名詞。Uncountable には漏れなくTheがセットで付く訳。




例えばA catは一般的な名詞です。諺などの一般則を表現する時もAを使う事が多いです。しかしながら、話し手も聞き手もお互い共通認識してる猫であればたちまちThe catに変身します。 物語的に言えば、1回目の登場はA catで2回目からの登場ではThe catという感じです。
※Use ”the” when…
…The noun is specific or special, not general.
…Both the speaker and the listener know what the noun is.

※いつTheを使ったら良いかと言うと…
…特定の特別な名詞なので、一般的ではない。(場所と道、政府、を浮かべると良いよ)
…話し手も聞き手もお互い何のこと言ってるか分かってる名詞(普通の世間一般の猫なのか、それとも彼女が飼ってる特別な猫なのか)
Unspecified | Known |
A/An | The |
| |

違い分かるかにゃ。難易度高いよー。

Theの付いてる方は『本当にその猫/この猫』『本当にそのテント/このテント』『本当にそのビール/このビール』と言い換えるとニュアンス伝わるにゃん。逆にA/Anはね、どれでも良いけど、とりあえず1つ、1匹、1個というニュアンスが有って、量を強調したい時、oneを使うんだ。昔は5匹買ってたけど今現在は1匹なんだよとか、そーゆー時系列。時の経過を表すこともあるんだ。
E.g. He has one dog.

Oneが付くと当然A/Anも付かない訳ね。1匹、1ドル、1時間を強調したい時はOneを使おうと。

御名答。そゆこと。
ビールに至っては店内ガヤガヤ煩くて聞き取りづらい時に、1回目は、Aを使い相手が聞き取ってくれなくて2回目Theを用いた訊き方しはるんだと。

要はややこしい訳だ。

そうなんだ。

そうですかい、旦那。(あーぁ。このネコ型管理人、しれっと言いやがった。)
A/An, Theの復習





A/An, Theの使い処 |
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